最近なぜか忙しい楽しい日々をおくっており、気付いたら太陽が沈んでる毎日。
ちょっと癒しを求めてバーに行くと素敵な縁あり、愛するハーリーの事を語れたり、糸満のサバニ造船所にちょろりとお邪魔できたり。
ハーリー、最高。知っとう?
私は馬天港で梅雨明け時期に開催されるハーリーに何度か漕ぎ手として参加した事があるんです。
大抵のサバニは杉材で作られていて、馬天のハーリーは漕ぎ手と舵取りと鐘打ち合わせて12名。
鐘の音と、舵と、漕ぎ手の櫂捌きの呼吸がそろった時、サバニが一つの生き物のように波を裂き進む。その瞬間を、時間がとまったままみたいに思い出せる。
潮の香りのする、巨大な魚みたいにしなやかな曲線のあるサバニと、鈍重なくすんだ鐘の音を想像するだけでゾクゾクする。
漕ぐのも最高だし最近はこのサバニ本体、いいなあと感じてる。
先日いった糸満の造船所では、生まれたてのサバニが油でツヤツヤかがやいてた。
糸満では言わずと知れた大きなハーリー大会がある。走るハーリー船は、木造のサバニの他にもFRPというプラスチック素材でできたサバニ。聞いた話によると、糸満ハーリーに出る時、古くから女性は木造のサバニには乗せないんだって。サバニは女性の神様だから、女性が乗ると嫉妬するんやって。ただ、FRPで作られたサバニは女性も乗っていいとのこと。
(おじさん曰く。所説あり
んんんんん。伝統。
この話、おしゃべりしたい。