たらよです。
おはようございます。
今月はじめに誕生日を迎えまして、
23歳となりました。
しばらく、たらみさんと同じです。
生年月日順にすると、私はふたりの真ん中にあって、
歳は、振り子のように、どちらかにくっついたり離れたり。
なんだか、この2ヶ月半ほど
自分が自分じゃないような気がして過ごしています。
いや、本当の自分ってこんなんだったのか、
って気もしています。
そんな中で、
ずっと積読していた本を読みまして。
その名は
『海からの贈物』
リンドバーグ夫人
という人の著作。
私はこの本を、三年前に
だいすきな、尊敬している女友達
からもらったのですが、
なんか、ずっと本棚にしまっていて。
それがまたなんか、突然読みたくなったので
読みはじめて、
数日前に読み終わりました。
読後の感想。
「今だった」。
積読って意味があったんですよー。
なんか、今読みたい
って思う時に読んだら
必ずそこには、
今の、自分に必要なことが書かれている。
その時を待っていいということ。
いつか、があるってことですね。
言葉をたくさんメモした中で
ここにも書き記したい言葉を一つ。
ちょっと長いけど。
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「二人の人間の間で完全に何でも分け合うということはあり得ない」とリルケは書いている。「そしてそれにも拘らず、そういう共同の生活が営まれていると見える場合は、それは何かが狭められているのであって、二人のうちの一人が、或いは両方の自由と発達を阻む契約が取交されていることなのである。
しかし最も近い二人の人間の間にも無限の距離がやはりあることが理解され、それが受入れられれば、そしてもしこの二人が二人の間にあるこの距離を愛すに至るならば、それは互いに相手の全体を広い空を背景に眺めることを許して、二人だけのまたとない生活が始まることになる」
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「たこぶね」より。