今何してる?

たらこ三姉妹の交換日記です。

政治と卒業と他者と生きるということ・たら子

今日は書くことがいっぱいです。

まずはたらみサンからもらった宿題を。

「政治の話はタブーである。」本当にそうだよねえ。それにはいろんな理由があると思う。教育の足りなさもあるよね。公立の学校にも、もっと時事ネタを教える授業があってもいいと思うなあ。考えるタネになるじゃん。

実はここ数年政治について、ど〜せ考えてないっしょ。というような諦めで周りと接していた面がありました。一部の「絶対に興味がある!!」とわかってる人としか政治について話そうとしてきませんでした。その方が楽だから。

それを考え直したのは、前のポスト「たら子、いっきま〜す」で書いたイベントの時。(またあれについて書くの。とか言わないで。)様々な年齢の、立場の人から沖縄の未来についてお話を聞きました。賛成の人も、反対のひとも、まだ決めきれない人も。たくさんの人が自分の言葉で語ってくれました。

 私たち人間っていろんな意味で同じじゃないです。姿も経験も考えてることだって理解度だってちがうわけですよね。だから、もし自分と同じ知識量だったりとかではなかったとしてもそれは「考えてない」訳ではない。自分なりに考えて、思ったことがその人の「政治」への身の置き方なんだなと思ったんです。このイベントを一緒にしてくれた仲間たちもそうです。興味ないんだろうな〜でもまあ言ってみるか。ぐらいな感じだったんです最初。(みんなごめん!)でも、それぞれなりに考えてるんですよね。自分ができる範囲で。

多分私は辺野古の座り込みにも参加しているし、沖縄の基地問題についてはちょぴっと詳しい方です。そんな私は政治について考える場を自分とは違う人達が居づらい空間にしてるんではないかなあとぼんやり考えてた。まだ政治について言語化できてないひと、詳しくないひと、諸事情でデモに参加することはできないひと、など。最大限に問題に関われない(または関わらない?)人を考えてない人、怠けて行動しない人と決めつけて。

そういう人たちも参加できるような政治を考える場を作ることも大切なのかなあと思います。例えば、車椅子の人赤ちゃん連れの人も参加できるデモとか。そうすることで政治が特別な「意識高い」人達のものではなくなるのかな。明日何食べる?とか明日どこ行く?とか生活の延長線になって行くのかなあと。

みんなどう思いますか。これ考えたてほやほやなので、2人の意見も聞きたいです。

 

そして、たら子ついに高校を卒業しました。イェーイ✌️たらこ三姉妹が通っていた学校は卒業式が二回あるので、まあもう一回卒業式あるんだけどね。

卒業を祝う会の中で、「言葉の交換」という時間があります。私と校長が卒業に当たって言葉を交換するじかん。そこで私が読んだ「卒業にあたって」という文章から少しお話ししようと思ったんだけど、予想以上に長くなりそうなので今度にしようかなあ。思った以上に書きたいことがいっぱいあったよ。

去年のたらよサン卒業の時はなぜか私が1人号泣してたので、自分の卒業式もっとげろげろ泣くかなあと思ったけど以外と泣かなかったなあ。でも言葉の交換のときと在校生のみんなから言葉を読んでもらった時は泣きました。自分は本当にふがいないなあ。と思っていたから、尊敬していますと何度も言われてむずむずしたし、嬉しかった。こみ上げるものがあった。日々暮らしていた彼女たちからそうやって言われるって最高。学校ってこういうものですよね。どんなに好きでもある一定の期間が過ぎたら出る時が来る。でもそれで良いんだなと思えるようになりました。そうやって場所を変えながら、立場を変えながら新しい自分と出会っていく。そして答えのない学びの中に身を置いていく訳ですね。良い。生きてる感じがします。次の場所ではどんな人と出会うかなあ。180度環境が違うところに行くので楽しみ。

 

わざわざ宅配でお花を贈ってくれたたらこのみんなに感謝します。本当に嬉しかった。ちゃんと受け取りましたヨ。